「しない活動をやってみる」


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諦めや放棄などネガティブな意味合いではなく、「しない」を決めることで自分にかけていく時間の整理をし、濃度や環境、生活レベルを変えていく。


「しないをするとできる4つのこと」


・質をあげる(時間をかける)

・誰かに繋ぐ、渡す

・相応に稼ぐ

・無駄をする


デザインの仕事のことやそれ以外のことも含めですが、全てに共通するのは今は時間を上手く使えていないこと。

限られた時間の中で仕事とダンスをしながら、限られた人間関係で過ごし、お金によって行動も制限されることもたくさんありました。


仕事をきっちり「いわゆる社会人」として仕事をする人と比べて収入が安定しない、仕事も好きなことを選んでるのに、ダンサーバリバリで生活している人ほど好きだけを貫けない不安。


これからの理想のために、この30歳までに経験してきた中でハンパにしてきた事をしっかり整理して、時間をかけるべき事に時間をかける。
そして実際に行動してきた時間だけではなく、気持ちが引っ張られていた「何か」をしないと決めていくことが必要な年齢になったと決め「しない活動」をしていきます。



「時間をかけ質をあげる」


例えばデザインは僕の場合、ダンス界での仕事をきっかけにしてきたので、これまでの恩義や自分に合った制作をできるので、金額面で仕事を選び、時間を作るという意味ではなく、「適材適所」本当に自分に、また自分が「それ」に必要なのかを考え、そうではないことは合う誰かに繋いでいくことで、自分のかけるべきことに時間をかけていく。


僕の思う質とは、クオリティだけではなく、考えている時間や気持ちを傾けている時間の質。

ただ見た目をつくるのにたくさんの時間が必要だからというわけではありません。

現場視察や打ち合わせ、説明のできるデザインをつくるには制作に入るまでにどれだけ関われるかが、ここ数年とても大事だと感じています。


これってそんなに時間かかるの?と足元見られがちなデザインや見えていない時間も、一緒に関わった時間が増えることで、お互いの金銭的な理解も深まるでしょう。



「誰かに繋ぎ、渡していく」


この歳になって考える理想的な「誰かに繋ぐ」渡し方は、自分が人を信頼できることと、お金をし払い依頼できること。


自分より若い、デザイン費的に安価な人に投げてしまうのではなく、同等に話のできるパートナーを増やしていく。

もちろん僕よりも更に若手にチャンスやきっかけのために渡していくことも大事なので、タイミングや相応の能力が期待できれば繋げていくこともしていきたいですが、順序的にまだまだ伝えるよりは優先順位的にはパートナーつくり。


「繋ぐ」ことに関しての本当の課題は「信頼をする」こと。

性格的なところで、昔から成長を見ることも含めた期待を誰かにできることが、僕のこれからの大きな課題です。



「しっかり稼ぐ」


しっかり稼ぐとは、身入りの稼ぎだけではなく、自分たちが仕事で返せる能力に伴った仕事単価や規模のボリュームアップ。


「しない」をするための選択も、「繋ぎ、渡す」ことも、どちらも一握りのお金では難しくなってしまう。

これをする!ということではなく、これらができるような自分の仕事環境作り。


実体験からの話をすると、フリーランスのデザイナーの側面を持って早4年、よく生きてこれた、生かされてきたという思いの方が強いのが正直な思いです。

収入に波がある中で、自分の動きに感じたのは、余裕がないときは自分に工夫する、余裕があるときは他人に工夫する。


人付き合いも、話し上手でも、愛嬌があるわけでもない僕が、今唯一できるのはしっかり答えることで、前者を性格だと諦めているのではなく、昔に比べたらどれも少しずつよくなっているはずで、逆に上手くなろうと無理をすることにピンときていない。

そして向き不向きでいうと、お金も気持ちよく使えるなら、ここには自分に無理がないこと。


少し大人になってきたこれからは、人に工夫をするために稼ぎ、その工夫のために使える時間作り=お金を稼ぐ。


お金を手にすることを意識することに見栄も少しありますが、好きな「仕事」として選んだからこそ、それを形にする必要があり、その成果をお金にすることが、仕事を選んだ自分の責任だとも考えています。



「時間を生かし無駄をする」


フリーランスというスタンス、またデザインという職種柄、パソコンが一台あればどこでも仕事をすることができる。
便利で効率よく見えて、実は楽とは程遠いもので、メリハリをつけることができなければ、逆に常に仕事への意識が付きまとい、いつ休んでいつ遊んでいいのか、またどこからが遊びでどこからが仕事なのかがとても曖昧になってくる。

そのグレーを楽しんでいる節はあり、確かにそれも良しとしている自分もいるが、逆に無駄なこと(一見たわいもない時間つくり)が自然にできていない。

無駄とは実は「余裕」で、余裕がある人、いい仕事をしてしっかり稼いでいる人は自然に無駄ができ、視野が広くインプットが上手だなと感じます。

デザインということを抜きにしても、僕の中で、「できる人」は遊んでいる。
仕事で遊ぶ人、しっかり働いて遊ぶ人、しっかり稼いで遊ぶ人など、どの角度から見ても、充実している人こそ無駄な時間をつくる余裕のある人。

僕の場合、仕事も充実した側面を持つからこそ、上記のこれまでの3つをイメージし「しない時間」ができることで、無駄をたくさんでき、頭も体も常に動きのいい自分になれるのではないでしょうか。


|まとめ


仕事においては引き際は凄く大事だなと思い始めた20代後半。

自分だけの世界の話は別として、自分の中でのハンパな何かはもしかすると誰かの必要な何かかも知れない。


一番の判断材料は金銭面がボーダーになるかも知れませんが、どれもこれも収入や経験だといって、やってみたデザインの中でのいろいろも、少しずつ役割や合うものが見えてきたからこそ、「やらない」をきめていく。


あくまでも理想とするイメージで、何でもかんでも手放す、やらないわけにはいきませんが、自分の「30代から…」のいろいろを明確にするためのまとめでした。